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2025年02月14日

WordPress 固定ページと投稿ページの違い

WordPress 固定ページと投稿ページの違い


WordPressには「固定ページ」と「投稿ページ」という2種類のページタイプが存在します。この2つは外見上は似ているものの、実際には使い方や目的が異なります。それぞれの違いを理解し、適切に使い分けることで、より効果的にWordPressサイトを運営することができます。


固定ページとは?


固定ページは、主に永続的な情報を提供するためのページです。これは、例えば「会社概要」「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」「アクセスマップ」など、内容が頻繁に変わることなく長期間にわたって表示される情報に適しています。


特徴


時間軸に依存しない


固定ページはブログ投稿のように日付に関連付けられていません。通常、ページの作成日や更新日が表示されないため、時系列に依存しない情報を提供するのに適しています。


階層構造を持てる


固定ページは親子関係を持つことができ、階層的に整理することが可能です。例えば、「サービス」という親ページの下に「Web制作」「SEO対策」といった子ページを作ることができます。これにより、情報が体系的に整理され、ユーザーがナビゲーションしやすくなります。


カテゴリーやタグが使用されない


固定ページには、投稿ページのようなカテゴリーやタグの分類はありません。これは、固定ページがより「独立した」情報を提供することを意図しているためです。


テンプレートの選択が可能


多くのWordPressテーマでは、固定ページごとに異なるレイアウトテンプレートを選択することが可能です。例えば、1カラムのシンプルなページや、2カラムのレイアウト、特定のデザインを適用したページを作ることができます。


投稿ページとは?


投稿ページは、主にブログ形式でコンテンツを定期的に発信するためのページです。ニュース、イベント情報、ブログ記事など、時系列に沿って追加されていく情報に適しています。


特徴


時系列で整理される


投稿ページは作成日時に基づいて自動的に時系列で並べられます。新しい記事ほど上に表示されるため、最新情報を提供するのに最適です。また、アーカイブとして過去の記事を月ごとや年ごとに整理することができます。


カテゴリーやタグを使用できる


投稿ページは「カテゴリー」と「タグ」で分類することができます。これにより、ユーザーが特定のテーマに関連する記事を簡単に見つけられるようになります。また、SEOにも有効で、検索エンジンがコンテンツをより正確に理解し、インデックスするのに役立ちます。


RSSフィードに対応


投稿ページはRSSフィードに自動的に含まれます。これにより、読者がブログの更新を自動的に受け取ることができ、継続的な読者を増やすことが可能です。


コメント機能


投稿ページにはコメント機能がデフォルトで備わっています。これにより、読者との双方向コミュニケーションが可能となり、コミュニティの形成やユーザーエンゲージメントの向上につながります。


固定ページと投稿ページの違い


時間軸の有無


固定ページは永続的なコンテンツを提供し、時間の経過に影響されない情報に適しています。一方、投稿ページは時系列に従って更新されるため、最新情報やニュース、ブログ記事など、頻繁に更新されるコンテンツに向いています。


分類方法


固定ページは独立したページとして扱われ、カテゴリーやタグで分類されません。一方、投稿ページはカテゴリーやタグを使用して、複数の記事を整理し、関連性のあるコンテンツをまとめて表示できます。


表示される場所


固定ページは通常、ナビゲーションメニューや特定のリンクを通じてアクセスされることが多く、常にサイトの特定の位置に表示されます。投稿ページはブログやニュースセクションなどで、最新のものが自動的にトップに表示される形式で公開されます。


利用シーン


固定ページは企業サイトやポートフォリオサイトなど、永続的な情報提供が主な目的のサイトに最適です。例えば、会社の基本情報やサービス内容、問い合わせフォームなどは固定ページとして作成されます。


一方、投稿ページはブログやニュースサイトでの利用が一般的です。定期的な更新や情報の発信を行う場合に適しており、新しい記事を追加するたびに自動的にトップに表示され、過去の記事もアーカイブされます。


固定ページと投稿ページどちらを使うべきか?


WordPressサイトを運営する際には、固定ページと投稿ページのどちらを使うべきかを考える必要があります。次の基準で判断するのが一般的です。


固定ページが適している場合


固定ページは、変更が少ない情報や永続的なコンテンツを表示する場合に適しています。企業サイトの「会社概要」や「お問い合わせフォーム」、個人サイトの「プロフィール」など、常にアクセス可能な情報を提供する場合に適した選択肢です。


投稿ページが適している場合


一方で、定期的に更新されるコンテンツや時系列に関連する情報を提供する場合には、投稿ページを使用します。ブログ記事、ニュース、イベントレポートなど、更新頻度が高いコンテンツに向いています。また、コメント機能を活用して、読者とのインタラクションを図ることも可能です。


両者を組み合わせた効果的なサイト運営


固定ページと投稿ページの両方を適切に使い分けることで、より効率的で効果的なサイト運営が可能になります。例えば、ブログ記事(投稿ページ)でユーザーを集客し、固定ページでサービスや商品を紹介するという流れを作ることができます。


また、企業サイトの場合、固定ページで会社情報やサービス内容を説明し、投稿ページで最新のニュースやブログを発信するという方法も有効です。これにより、サイト全体が更新されているという印象を与えつつ、重要な情報はしっかりと固定ページで伝えることができます。


SEOへの影響


固定ページと投稿ページは、SEO(検索エンジン最適化)にも異なる影響を与えます。
固定ページは、サイト全体の重要な情報を提供するため、検索エンジンからの評価も高く、適切に最適化することで特定のキーワードでのランク向上が期待できます。
一方、投稿ページは定期的な更新が可能なため、コンテンツの新鮮さが評価され、検索エンジンがサイトのアクティブさを認識しやすくなります。
このように、SEO戦略として両方のページを効果的に利用することが重要です。


まとめ


WordPressの固定ページと投稿ページは、それぞれ異なる目的を持ち、特定のニーズに応じて使い分けることが重要です。固定ページは永続的で時系列に依存しない情報を提供するのに適しており、投稿ページは時系列に従ってコンテンツを更新するブログやニュース形式に向いています。これらを正しく理解し、効果的に組み合わせることで、より充実したサイト運営が可能になるでしょう。





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Posted by 株式会社メディアプライムスタイル at 15:00 │ホームページ制作